変貌する大阪

かつての大阪オフィス市場の中心は、淀屋橋~本町にかけての御堂筋沿いでしたが、過去20年程度の時間を経て、梅田にシフトしてきました。向こう10年、このトレンドはさらに加速する見込みです。

一方、心斎橋は大阪の商業地の中心として従前から賑わいのある街でしたが、近年、インバウンドにも人気のある街として、日本のみならず海外でも注目度が高まっています。その結果、心斎橋への新規出店ニーズも一段と増加しており、今後は心斎橋の周辺部にまで拡大すると考えられます。

大阪では、向こう10年の間に夢洲(ゆめしま)という新たな事業用不動産の集積地が誕生します。夢洲ではすでに万博開催が決定しており、統合型リゾート(「IR」)の最有力候補地のひとつとされています。もしIR誘致が決定すれば、インフラ整備がさらに進展し、オフィスを中心とする梅田と、商業を中心とする心斎橋・難波との相乗効果も期待され、大阪における新たな事業用不動産の集積地となると考えられます。