2018年度融資額は増加する見込みも、レンダーの融資姿勢は慎重・冷静

【融資戦略】

  • 2018年度新規融資額は増加する見込み
  • 融資判断で最も重視する項目は「LTV」
  • 融資対象として最も魅力的と感じているアセットタイプは、「オフィス」
  • 東京・首都圏が融資対象エリアとして最も魅力的。オフィスでは福岡が上位に

【今後の見通し】
デットマーケットにおける最大の脅威として最も回答率が高かったのは「国内外の経済ショック」、次いで「予想を上回る急速な金利上昇」でした。レンダーのコメントを見ると、「国内外の経済ショック」については、災害や国際政治情勢、米国発の貿易摩擦などが懸念されています。

今後1年間の見通しについてレンダーは、不動産価格は上昇するとみている一方で、融資基準のLTVは低下、スプレッドは拡大するとみているようです。低金利政策の長期化を背景に投資家の不動産への取得意欲は今後も高いとみられます。ただし、レンダーは個別物件の収益安定性やロケーション、LTV水準を見極め、スポンサーについても選別する、慎重・冷静な取組みを続けるものと考えられます。