• 最大の脅威と取得・売却意欲

日本の投資家は「世界的な経済ショックによる影響」と「急激な金利上昇」を2019年における最大の脅威と回答した。とはいえ、取得意欲は依然旺盛だ。「昨年より取得額が増加する」と回答した投資家の割合は前回より増加した一方で、「売却額が増加する」と回答した投資家割合は減少した。2019年の売買市場も、タイトな需給バランスが続くだろう。

 

  • 魅力的な投資戦略とアセットタイプ

日本の投資家は、取得の際の最大の障害は「資産価格」と「投資案件の少なさ」、不動産に投資する理由は「安定した収益」と回答した。投資家は現在の価格水準に対してやや慎重になっていると考えられ、キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視しているようだ。また、2019年の魅力的な投資戦略としてもっとも回答が多かったのは「プライムまたはコア」、アセットタイプは「オフィスビル」。ただし、投資家が選好する投資戦略は分散し、 「コアプラス」や「バリューアッド」など、他の投資戦略を選ぶ回答が前年に比べて増加。より高い利回りを追求する投資家の姿勢がうかがえる。