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生成AIの普及とデータセンターの地方分散 #3

地方分散において有力なエリア

2025 年 07 月 29 日 読む所要時間:約15分

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生成AIの普及とデータセンターの地方分散について考察した当レポートは、全3回のシリーズで発刊、本号は第3回となります。

 

#3 地方分散において有力なエリア

  5. データセンターの地方分散において有力なエリア
   (1) 再生可能エネルギーの発電ポテンシャル
   (2)電力コスト
   (3)工場など生産拠点の集積度
   (4)インフラの整備状況
   (5)地震の発生確率
  6. 技術革新によってさらに進展しうるデータセンターの地方分散

 

 

サマリー

 

AIデータセンターの地方分散において優位性のあるエリアを検討する上で重要度が高い項目は、(1)再生可能エネルギーの導入ポテンシャル、 (2)電力コスト、(3)工場の集積度、(4)インフラの整備状況、(5)地震の発生確率の5項目と考えられる。これらを勘案すると、北海道、東北、中部、九州がこれからのデータセンター立地として優位性が高いと考えられる。

 

NTTが推進する「IOWN構想」は、データセンターの地方分散を加速させるとみられる。IOWNは、通信の大容量、低遅延、低消費電力という特徴を持つ次世代の通信インフラ。これにより、地理的に離れた場所に分散したデータセンター間でも仮想的に連携することが可能になる。こういった技術革新により、今後、地方と大都市圏とのデータセンター立地としての優位性の格差は縮まるだろう。