レポート | インテリジェント・インベストメント

物流施設利用に関するテナント調査 2025:日本

2025 年 06 月 20 日 読む所要時間:約5分

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2025年のCBRE物流施設利用に関するテナント調査(20253月実施)では、トラックドライバーの労働時間規制(2024年問題)の影響が鮮明となった。

テナント企業の拡張意欲は、倉庫の総面積および拠点数のいずれについても引き続き強い。しかし、テナント企業によって、解決しようとしている課題は様々なようだ。

具体的には、物流企業は多くの対策を検討しながらも、従業員の作業環境の整備や雇用の確保を重視する姿勢が鮮明だ。

一方、荷主企業は、拠点立地の見直しや再配置、倉庫の自動化・機械化、施設の老朽化への対応など、物流効率化に向けた取り組みを本格化していることがわかった。