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ジャパンオフィスマーケットビュー 2025年第4四半期

2026 年 01 月 29 日 読む所要時間:約10分

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東京:グレードA賃料は約17年ぶりの4万円台に上昇

 

今期(Q4)の空室率はオールグレードで対前期比-0.5ポイントの1.6%。グレードAは同-0.3ポイントの0.7%と2020年Q3以来、約5年ぶりに1%を下回った。都心部のビルのほか、周辺部の大型ビルでまとまった空室が消化された。賃料は今期も全てのグレードで高い上昇率が続いた。グレードAは対前期比+3.3%の41,050円/坪、2009年Q1以来の4万円台に乗せた。

 

大阪:オールグレードに加えて、グレードA賃料も過去最高値を更新

 

今期の空室率はオールグレードで対前期比-0.1ポイントの2.2%。新規供給が空室を残したものの、築浅物件を中心に新規開設や人材採用強化のためのグレードアップ移転、拡張移転などがみられた。賃料はグレードAで対前期比+3.7%の26,950円/坪、他グレードに比べ上昇率が高く、2020年Q1の過去最高値を更新。オールグレードも前期に続き過去最高値を更新した。


名古屋:グレードAの空室率は0.7%、6年ぶりに1%を下回る


今期の空室率はオールグレードで対前期比-0.1ポイントの2.3%。グレードAでは同-0.4ポイントの0.7%と、2019年Q4以来、6年ぶりに1%を下回った。IT関連を中心に、オフィスの拡張やグレードアップを目的とした移転が散見された。賃料はグレードAとオールグレードで前期に続き過去最高値 を更新した。空室消化とともに募集賃料を引き上げる動きは強まっている。


地方都市:全ての都市で賃料上昇、福岡も過去最高値を更新


今期のオールグレード空室率は、10都市中5都市で対前期比低下、4都市で上昇、1都市で横ばい。供給要因で空室率が上昇した都市はあったものの、既存ビルで拡張やグレードアップ移転などが散見され、全国的に需要は底堅く推移した。オールグレード賃料は全ての都市で上昇、福岡は過去最高値を更新した。好立地でグレードの高い物件が賃料上昇を牽引している。