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ジャパンオフィスマーケットビュー 2026年第3四半期

2026 年 10 月 27 日 読む所要時間:約10分

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東京:グレードA空室率は対前期比横ばいの0.6%、4期連続で1%を下回る
今期(Q3)のオールグレード空室率は対前期比-0.1ポイントの1.3%。グレードAは同横ばいの0.6%と4期連続で1%を下回った。今期のグレードAの新規供給は計3棟でほぼ100%稼働で竣工した。オフィスの環境改善や拡張の需要は依然として旺盛である。賃料は今期も全てのグレードで高い上昇率が続いた。グレードAは対前期比+5.4%と過去2番目に高い上昇率となった。


大阪:グレードA賃料は調査開始以来初の3万円超え
今期のオールグレード空室率は対前期比+0.2ポイントの2.0%。新規供給のほか二次空室の発生が上昇要因となったものの、引き続きテナント需要は堅調でグレードアップ移転や館内増床がみられた。賃料は今期も全てのグレードで上昇。グレードAは対前期比+3.4%の30,150円/坪と、初の3万円台に乗せた。梅田エリアを中心に高額賃料の物件が賃料上昇を牽引した。


名古屋:賃料はいずれのグレードも上昇率が加速
今期のオールグレード空室率は対前期比-0.1ポイントの1.9%。新規供給はグレードAビル1棟で、グレードアップ移転や自社ビルからの移転などによりほぼ満室で竣工。既存ビルでは、グレードを問わず館内増床で空室消化が進んだ。賃料はいずれのグレードも上昇率が加速した。グレードAは対前期比+5.2%と過去3番目に高い上昇率で、市場全体の賃料上昇を牽引した。


地方都市:10都市全てで賃料上昇が継続、仙台は過去最高値を更新
今期のオールグレード空室率は10都市中7都市で対前期比低下、2都市で上昇、1都市で横ばい。前期に続きビルのグレードアップや立地改善移転、分室開設、館内増床などで空室消化が進み、総じて堅調な需要が続いた。オールグレード賃料は2期連続で10都市全てで対前期比上昇となった。需給の逼迫を背景に、立地や築年数を問わず賃料底上げの動きが広がっている。