Figures

ジャパンインベストメントマーケットビュー 2026年第1四半期

2026 年 05 月 11 日 読む所要時間:約5分

レポートの全文はこちら

投資額は前年比微増、第1四半期としては過去最大
海外投資家の大型取得は継続

 

  • 今期(Q1)の事業用不動産の投資額は対前年同期比2%増の2兆430億円。第1四半期の金額としては過去最大となり、期中の中東情勢緊迫化による投資額への影響はみられなかった。海外投資家による1,000億円以上の取得が引き続きみられたほか、J-REITおよび国内投資家の取得額は堅調に推移。オフィスおよび商業施設の投資額は前年比マイナスだったが、住宅、物流施設、ホテルはそれぞれ前年比2桁増だった。

 

  • 今期のJ-REITによる取得額(10億円未満を含む全取引)は対前年同期比5%増の4,662億円で、増資を通じた取得が多かった。オフィスではスポンサーからの都心ビルの取得が目立った。ホテルの取得額は、J-REITによる過去最大のホテル取得案件が寄与し、四半期ベースで過去最大を記録。

 

  • 今期の東京のプライムアセットの期待NOI利回りは、オフィスで対前期比2bps上昇し、3.15%となった。前期に約3年ぶりに低下したが、今期は従前の水準に戻った。物流施設は同1bps上昇した一方、ホテルは同5bps低下し、過去最低を更新。テナント需要拡大を背景とした賃料上昇期待と同時に、金利上昇への警戒感もみられるものの、全体として投資スタンスに大きな変化は生じていないと考えられる。