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ジャパンリテールマーケットビュー2022年第3四半期

2022 年 11 月 02 日

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東京・銀座ハイストリート空室率は、対前期比1.3ポイント上昇の7.7%となった。ポップアップストアの終了に伴い、比較的大型の空室が発生したことなどが主因。銀座ハイストリート賃料は、4期連続横ばいの24.15万円(月/坪)。ハイストリートでは、出店機会を探しているラグジュリーブランドが複数ある。一方、ハイストリートの中でも好立地の募集物件は少なくなっている。

大阪・心斎橋ハイストリート空室率は、対前期比2.5ポイント低下の14.0%。心斎橋筋商店街の複数の募集物件でテナントの内定が進んだ。心斎橋ハイストリート賃料は、対前期比7.0%上昇の15.20万円(月/坪)。ハイストリートの御堂筋にある新規開発物件では、相場を超える賃料水準で出店を検討しているラグジュアリーブランドが複数あった。

名古屋・栄ハイストリート空室率は、対前期比0.4ポイント上昇の0.4%となった。ポップアップストアが終わった区画が空室となったが、リテーラーの引き合いは複数みられている。栄ハイストリート賃料は、対前期比横ばいの7.00万円。比較的面積が大きい募集物件では、スポーツブランドなどからの引き合いがみられる。ただし、リテーラーの希望賃料は相場並みとなっている。

 

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