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ジャパンリテールマーケットビュー 2022年第4四半期
2023 年 02 月 06 日
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東京・銀座ハイストリート空室率は、対前期比0.1ポイント低下の7.6%となった。前期からリテーラーが出店を検討していた空室で、テナントが決定した。銀座ハイストリート賃料は、対前期比3.8%上昇の25.07万円(月/坪)。ハイストリートの中でも好立地では、前期の相場を超える賃料水準でも出店したいというラグジュアリーブランドが、複数みられていることが主因。
大阪・心斎橋ハイストリート空室率は、対前期比6.4ポイント低下の7.6%。100坪を超える複数の空室で、ポップアップストアの出店が決定した。心斎橋ハイストリート賃料は、対前期比横ばいの15.20万円。ハイストリートの御堂筋では、複数のラグジュアリーブランドからの出店ニーズがみられている。一方、募集物件は限定的で、数年後の竣工を予定している開発計画でもテナントが内定している。
名古屋・栄ハイストリート空室率は、対前期比0.4ポイント低下の0.0%となった。ポップアップストアが終わり空室だった区画で、テナントが決定した。栄ハイストリート賃料は対前期比1.4%上昇の7.10万円。高級時計などの出店ニーズに対して募集物件が少なく、賃料の押し上げ要因となった。