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訪日中国人減少のホテルおよびリテールセクターへの影響は限定的
2025 年 12 月 04 日 読む所要時間:約5分
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11月上旬の高市首相の国会答弁の内容を理由に、中国政府が自国民に対して日本への渡航自粛を呼び掛けており、訪日中国人観光客の減少が懸念されている。しかし、インバウンド市場全体への影響は限定的なものにとどまる可能性が高い。訪日中国人の団体旅行の割合はかつて5割程度だったが、直近では15.6%まで低下しており、外交関係の変化に対するインバウンド市場の耐性が高まっているとみられることが、その理由だ。そして、足元では、外国人にとって魅力的な物価水準および円安を背景に、世界各地からの訪日旅行客が増えている。特に、滞在日数が長く、買物消費額も増加傾向にある欧米豪をはじめとした需要が、訪日中国人の減少によるインバウンド需要への影響を補うだろう。日本の不動産市場におけるホテルおよびリテールセクターへの影響は限定的なものにとどまるだろうと、CBREでは考えている。