Brief | インテリジェント・インベストメント

東京ノンコアオフィスエリアで進む空室消化

企業の動きが示す「選ばれる理由」

2025 年 07 月 04 日 読む所要時間:約8分

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ノンコアエリアへの需要流入が始まっている。直近1年間の空室率の低下幅は、ノンコアエリア:-1.8pptで、コアエリア:-1.2pptを上回った。近時の移転事例を見ると、コアエリアでの受け皿不足とノンコアエリアのコストメリットが、ノンコアエリアへの需要流入を促進しているようだ。足元ではコアエリアで供給予定のグレードAビルの内定率が高まっており、今後もコアエリアでの受け皿不足からノンコアエリアへの需要流入が継続するだろう。

Figure:東京23区エリア別空室率(前年同期比、ppt)

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