ショートレポート | インテリジェント・インベストメント

想定以上の利上げペースで、キャップレートが上向く可能性

2024 年 08 月 07 日

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日銀は、7月30～31日の金融政策決定会合において、3月に続く2度目の利上げを決定。政策金利（無担保コール翌日物）の誘導目標を0～0.1％から0.25％に引き上げた。足元では株価、為替、米国の景気などの先行き不透明感が強いが、金利上昇が想定以上のペースで進む可能性は高まっていると認識される。いずれにしても、投資家やレンダーは選別姿勢を強めるだろう。結果として期待利回りの目線が上がり、不動産取引の成約件数の減少につながる可能性があると、CBREでは考えている。