金沢駅西の築浅に需要集中。
中心部は空室長期化、賃料横ばい続く。
築浅中心に空室消化進む
当社調査によると、2026年1~3月期末の空室率は12.1%と前期(2025年10~12月期)より0.8ポイント低下した。これは前期に続き、金沢駅西周辺の新築・築浅物件を中心に空室消化が堅調に進んだことによる。当面、新築オフィスの供給予定がないことも相まって、既存の築浅物件に引き合いが一段と集中していると見られる。
一方、金沢駅東口から南町・香林坊では、空室は長期化する傾向にある。中心部は商業エリアとして、店舗やホテルの需要が高いものの、オフィスとしては駐車場の確保や幹線道路へのアクセス、物件グレード等がネックとなり、検討エリアから外れるケースも散見された。今後は、所有物件の建て替え、転用や売却も視野に入れた検証が必要な局面に入っていくと予想される。新規開発の動向にも注視したい。
賃料相場は横ばいで推移続く
想定成約賃料は、エリア全体が10,810円/坪(0.2%低下)となった。賃料相場は横ばいが続いており、上昇局面となるには、空室率が一定値まで下がることがポイントだと考えられる。
金沢支店 井澤 啓貴
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