主要ストリートの動向がわかる『 路面店舗 賃料相場マップ 』
シービーアールイー(株)では、商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗 賃料相場 マップ』を独自に作成しています。
出店・移転、テナント募集の参考にお役立てください。

銀座
限られた募集区画をめぐるリテーラー間の競争が常態化するなか、既存店の移転を目的とするリテーラーが牽引して賃料は上昇傾向にある。出店ニーズは業態や国籍が多様化し、直近では韓国や中国のリテーラーの出店意欲が高い。2026年6月、「ギンザノボ」が大規模改装を発表。完了は2027年末から2028年初頭を予定している。
原宿
国内若年層に加え、インバウンドによる堅調な店舗売上を背景に、業態を問わずリテーラーの出店意欲は高い。賃料は神宮前交差点近辺や明治通り沿いで上昇、また通行量が増加している裏原宿も上昇傾向にある。2026年8月には、Googleが米国外初となる直営店を「オモカド」にオープンした。
表参道
表参道ではラグジュアリーやアパレル、青山ではアパレルやスポーツなどが競合する区画が散見され、賃料は上昇傾向にある。また、リテーラーが出店目的で物件を取得する事例も出始めた。2026年4月、東京メトロとサンケイビルは表参道交差点至近で複合施設開発に着手した。2032年度竣工を目標にしている。
新宿
大型区画で複数の出店申込みが競合する、リテーラーによる建て替え計画が進行するなど、引き続き高い出店意欲を示す事例が散見されている。特にセカンダリーエリアにおける中規模区画の募集では、複数のリテーラーがエリア相場を超える賃料で申し込む事例が見受けられた。
渋谷
募集区画は限定的な一方で、スポーツやアイウェア、カプセルトイ、リユースなどのリテーラーの出店意欲は旺盛で、賃料目線は上昇傾向にある。一方で、今後の回遊性などへの影響が注視される発表が相次いでいる。2026年9月と11月に「西武渋谷店」と「ハンズ渋谷店」がそれぞれ閉館される予定である。
池袋
東口エリアではアニメ関連の店舗やエンターテイメント施設の集積が進み、類似業態の出店ニーズも増加傾向にある。駅前のヨドバシカメラ出店および西武池袋本店のリニューアルによる変化も期待される。また、2026年1月には、老舗ゲームセンターと映画館が入居していた施設が閉館し、建て替え工事に入った。
吉祥寺
居住エリアとして人気が高く、食物販やスポーツ、ファッションなどのリテーラーが出店先を探している。一方で、路面店の募集区画は限定的なため、「サンロード商店街」や「コピス」周辺を中心に賃料が上昇する可能性が高まっている。
自由が丘
地元客を中心としながら、週末には街歩きを楽しむ人が集まる街として発展してきた。2026年9月に「自由が丘 ミューズスクエア」が開業を控え、新旧テナントの新陳代謝が進んでいる。路面では「アイムドーナツ?」がオープンするなど、スイーツの街としても根強い人気を誇っている。
代官山
2026年2月に「ディオール バンブー パビリオン」がオープンし、回遊エリアが東にも拡大した。中国・韓国メディアで感度の高い街として取り上げられ、海外ブランドの出店ニーズが増加している。リテーラーが競合する募集区画が発生しており、賃料目線は総じて上昇傾向にある。
