埼玉:空室率急低下、相場は大きく上昇。
千葉:需要の広域化で市況全体に動き。
大型ビル牽引、力強い空室消化
CBREの調査によると、2026年4~6月期末の「さいたま」エリアの空室率は1.5%と、前期比で1.2ポイントの大幅な低下を記録した。2025年12月竣工の「大宮サウスゲートフロント」の順調な空室消化が、エリア全体の水準を押し下げる主な要因となった。
オールグレードの想定成約賃料(共益費込み)は21,490円/坪で前期比4.4%上昇。ランドマークビルの賃料上昇を背景に、中大型ビルを中心に賃料上昇が継続。引き続きハイペースで空室消化が進み、今後も低い空室率を維持しながら、賃料は上昇基調で推移すると予想される。
幕張は割安感に問い合わせ増加
千葉駅周辺では、前期まで駅近の好立地物件を中心に引き合いが集中する傾向にあった。しかし今期に入ると、より広範囲なエリアの物件へとニーズが波及し、市況全体で幅広く空室が消化されていると思われる。
海浜幕張駅エリアにおいても、東京都内での急激な賃料上昇を背景として、テナントからの問い合わせが増加傾向にある。今後は相対的な割安感を武器に、一段と注目度が高まるエリアとなることが期待される。
東京本社 真下亜巳 / 川名雄巳
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