横浜 - 賃貸不動産市場 2024年6月期

マーケット情報・賃料相場
更新日 : 2024年09月05日掲載日 : 2024年09月12日
オフィス

オールグレード空室率は8%台まで低下。
みなとみらいで空室消化が進む。

横浜駅周辺の需要は継続

2024年6月期の横浜市オールグレードの空室率は8.6%と、対前期(同年3月期)比0.8ポイントの低下となった。

エリア別で見ると、「横浜駅周辺」エリアの空室率は、対前期比0.1ポイント上昇の2.8%と、ほぼ横ばいで推移。引き続き、駅に近い立地条件のよい物件を中心に需要は高いことから、空室が長期化している物件は、比較的少なく、賃料は横ばいで推移している。また、駅から離れた物件においては、若干ではあるものの、従前より賃料を切り上げるケースが出てきている。

「みなとみらい」エリアの空室率は12.9%と、対前期比1.6ポイントの大幅な低下となった。前期は、竣工した新築物件の影響で、空室率が大きく上昇したが、昨年後半からの需要の動きに伴い、新築・既存物件の両方で空室消化が進み、全体としても低下した。既存物件で大規模面積の募集が始まっており、新築物件を中心に需要の動きが続いているため、来期以降もその動向が注視される。

川崎の空室率は引き続き低下

その他のエリアも、空室率は全体的に横ばい、または低下傾向となっている。「川崎」エリアは、大型空室が発生した既存物件の空室消化が進むなど、空室率が低下した。メーカー系企業の動きが多いが、IT系企業の館内増床などもあり、需要の底堅さを見せている。同エリア近隣の武蔵小杉も、大型空室がおおむね消化され、マーケットは回復方向に向かっている。

「新横浜」エリアの空室率は、前期から横ばいとなった。ただ、駅近隣を中心に、需要の動きは継続しており、大規模空室が発生した物件で空室消化が進むなど、マーケット全体としての動きは堅調である。また、今年の新築物件は満室竣工している。来年竣工予定の物件も、引き合いが出てきており、高額賃料帯の物件にも動きがある。

一方、「関内」エリアは、空室率が上昇している。今年竣工の新築物件の影響を受けた形だが、新築物件のリーシングは進んでいる。マーケットとしては、空室が少ない状況が続いている。

横浜エリア全体を見ると、大型新規供給は、「みなとみらい」エリアでは2027年までなく、2030年まで見ると、「関内」エリアの供給が多くなる予想だ。そのため、エリアごとの需給動向バランスに差が出る可能性もあり、今後も注視していく必要がある。

横浜支店 関口 修

この記事は会員限定コンテンツです。
無料で会員登録すると続きをご覧いただけます。

無料会員登録の6つのメリット

限定コンテンツ 閲覧・DL

限定コンテンツ 閲覧・DL

最新不動産 コラムが届く

最新不動産 コラムが届く

新着物件情報が 届く

新着物件情報が 届く

掲載終了 オフィスを検索

掲載終了 オフィスを検索

AI予測賃料の利用

AI予測賃料の利用

ビジネス不動産 情報誌が届く

ビジネス不動産 情報誌が届く

新規会員登録 (無料)

すでに登録済みの方はこちら

ログイン
上記内容は 「BZ空間」2024秋号 掲載記事
です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。