広島市のオフィスマーケット動向

都市・物件特集
更新日 : 2018年04月05日掲載日 : 2017年10月24日
オフィス

中国地方の政治・経済・文化の中心地である広島市は、東京から飛行機で1時間半、大阪からも新幹線で1時間半の距離に位置する。本州西域の小売卸業、サービス、そして地域の主産業である製造業の中心機能を担う。八丁堀から紙屋町にかけての相生通りを中心に発展してきたが、現在は老朽化した建物のいくつかで建替計画が具体的になり、また広島駅周辺でも再開発が進行し、街全体の機能更新が図られている。

広島ビジネスエリアガイド
 
主な賃貸オフィスビル
築浅ビル 竣工 規模 延床面積 基準階面積
広島鉄砲町ビルディング 2009. 4 B1/14F 3,016坪 147坪
広島ビジネスタワー 2009.12 -/21F 8,598坪 311坪
アクティブインターシティ広島 オフィス棟 2010. 8 B1/21F 14,647坪 276坪
広島トランヴェールビルディング 2012. 2 B2/14F 8,999坪 385坪
おりづるタワー 2016. 9※1 B2/14F 3,506坪 214坪
新規供給ビル 竣工予定 規 模 延床面積 基準階面積
スタートラム広島 2017.11 -/16F 7,906坪 347坪
広島二葉の里プロジェクト 2019. 3 B2/20F 15,037坪 658坪
損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル 2019.10 B1/13F 3,944坪
新広島ビルディング 2019 秋 -/14F 3,479坪

 

主な開発計画(賃貸オフィスビル以外)
商業施設等 竣工予定 規模
ekie〔エキエ〕(広島駅橋上・高架下商業施設) 2017.10※2 約2,700坪(店舗面積)
エディオン本店建替 2019. 4 B2/10F
広島銀行本店ビル建替 2021. 1 B2/10F
サンモール建替(紙屋町再開発) 2024 50F(最大)
ホテル(他4棟 2019年以降開業予定) 竣工予定 規 模
カンデオホテルズ広島八丁堀 2017 冬 B1/14F
ホテルビスタ広島 2018 夏 14F
(仮称)ダイワロイネットホテル※3 2019. 3 13~19F

 

※1:改修竣工 ※2:一部オープン ※3:広島二葉の里プロジェクト

テナント需要は堅調で、優良物件の空室が減少傾向にある。中心部で5年ぶりの新規供給となる2017年11月末竣工予定の「スタートラム広島」では、竣工前にテナントがほぼ決定している状況。まとまった面積の確保が困難であることから、新築ビルに限らず100坪以上の空室に対しては、解約予告期間中に商談が集中する傾向にある。今後は「スタートラム広島」の二次空室の顕在化や、2019年竣工予定の「広島二葉の里プロジェクト」「新広島ビルディング」等のリーシングが開始され、継続的に大型面積がマーケットへ供給されることになり、テナント需要が喚起されるものと予想される。