• 2019年3月の全国百貨店売上高は、5,148億円で前年同月比0.1%増と2カ月連続のプラスとなった。ラグジュアリーブランドをはじめとした高額品と、免税売上が好調を維持した。
  • 免税売上は332億円と過去最高額を記録。前年同月比14.9%増と大幅な伸びをみせた。2019年3月の訪日外客数は前年同月比5.8%増の276万人となり、3月として過去最高を記録した。
  • 路面店舗市場では、銀座のハイストリートを中心に引き続きラグジュアリーブランドによる強い出店ニーズがみられている。中には、既に路面店舗を持つブランドが、別業態の店舗を新たに出店しようとする動きもある。オーナーが相場を越える賃料設定をおこなうケースは散見されたものの、エリアのトップ賃料を押し上げる事例はなく、今期のプライム賃料は15期連続横ばいの40万円(月/坪)となった。
  • 今期(Q1)、ハイストリートの空室率は対前期比0.4ポイント上昇の1.5%となった。既存テナントが立地改善を目的に移転をした二次空室が募集に出たほか、自社ブランドの店舗運営をしていたビルオーナーが、賃貸募集に切り替えたことなどが上昇の要因。テナントの引き合いは引き続き強く、複数のテナント候補の中から時間を掛けずに後継テナントが内定すると推察する。