機関投資家の海外不動産ファンド投資が本格化、今後も拡大へ

  • 2019年上期の日本発のアウトバウンド投資額は前年同期の約3倍に増加。投資先はアジア域内での投資額がもっとも大きかった
  • 投資主体別ではデベロッパーや商社が組成した不動産ファンドによる取得が増加、機関投資家による投資資金の受け皿に
  • 為替ヘッジコストや景気後退に対する懸念が高まるなか、アウトバウンド投資に対してやや慎重になる機関投資家も一部にみられている。ただし、日本発のアウトバウンド投資が堅調な背景として、①デベロッパーや商社による、海外ビジネス拡大の意欲の高さ、②インカムリターンを求める機関投資家が不動産投資における地域的な多様性を求めていること、などが挙げられる。これらのトレンドやニーズが大きく変わることはないと考えられるため、アウトバウンド不動産投資は今後も拡大傾向が続くだろう