2017年10月25日、東京 - CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)は本日、特別レポート「オフィス構築の新潮流:アクティビティーベース型ワークプレイス(ABW)-CBRE東京本社を事例として」を発表しました。
当レポートは、ABWを導入したCBRE東京本社で働く従業員を対象に実施した働き方に関する調査の結果をもとに、ABWが実際どのように従業員の働き方や意識を変えたかを考察したものです。
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ABWはフリーアドレス型のワークプレイスの発展形で、働く場所の選択肢は10~15ヶ所用意されています。コスト効率や組織のフレキシビリティに加え、個人の働き方の自由度も高めるオフィス環境=ワークプレイスといえます。
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CBRE東京本社の調査結果からは、ABWの導入後、従業員の働き方が変化するとともに、健康観=ウェルネスに対する意識も向上したことが窺えます。また、新入社員を対象に行った調査では、ワークプレイスが会社を決める際の重要なファクターとなっていることが確認されています。
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主な調査結果
ABW導入直後 | 導入3年後 | |
他部署とのコラボレーションの機会が増えた | - | 70% |
固定席型のオフィス環境に比べて自分の生産性が向上したと感じる | 76% | 84% |
現在のオフィス環境は採用活動に有効なツールである | 79% | 91% |
オフィス環境は入社を決めた理由の一つである | 20%* | 80% |
現在のオフィスは、自分の健康やハピネスに良い影響をもたらしている | 59% | 84% |
*ABW導入前
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人材確保のための競争が厳しさを増している中、働き手の多くが一日の大半を過ごすワークプレイスをどう構築するかは、企業の今後の成長そのものを左右するでしょう。ABWを初めとする、働き手のフレキシビリティを高めるワークプレイスは、今後のオフィスのスタンダードになっていくと考えられます。
詳しくは、弊社ホームページのビュ-ポイント・スペシャルレポートセクションから、「オフィス構築の新潮流:アクティビティーベース型ワークプレイス(ABW)」をご覧ください。