旧取締役会長Richard Blumは取締役に留任
※本リリースは2014年5月19日、ロサンゼルスで発表されたリリースの翻訳版です。
2014年5月19日 (ロサンゼルス) – シービーアールイー・グループ(以下CBRE)はこの度、Richard Dick Blumが取締役会長を退任し、後任に同取締役会副会長のRay Wirtaが就任したことを発表しました。今回の会長人事は、2014年5月16日(現地時間)に行われた同社の定時株主総会で承認され、併せて取締役全員が再選されました。
2001年からCBREの会長を務めてきたBlumは今後も取締役会に留まり、投資パートナーを通じて同社の主要株主としての地位も継続します。
Richard Dick Blumは今回の退任にあたり、次のように述べています。「12年にわたり会長職を務め、今が退任の良いタイミングだと考えています。CBREは売上、利益ともに過去最高の業績を達成し、顧客とも非常に良好な関係を築いています。会長在任中、優秀なメンバーが揃った取締役会を率い、非常に意欲にあふれた経営陣と共に仕事ができたことは、この上ない喜びでした。Wirtaは、今後当社が新たな事業展開を推進していく上で、まさに適任だといえます。Wirtaは1999年から2005年までCBREの最高経営責任者(CEO)を務めており、この間に同社はグローバル不動産市場を牽引する企業へと成長しました。私自身は今後も取締役会に留まり、主要株主として会社に貢献してまいります」。
Blumが取締役会長に選任された2001年当時、CBREは総売上高約14億米ドル、標準化後のEBITDAは1億1,500万米ドル、総従業員数9,300人でした。その後、2013年には総売上高が72億米ドルを超え、標準化後のEBITDAも10億米ドルを上回るまでに成長しています。CBREは、現在、世界各国に4万4,000人の従業員を擁し、業界のリーダーとして倫理性と社会的責任を重視する企業文化を確立させ、グローバルブランドとして高い評価を受けています。
Ray Wirtaは現在、Irvine CompanyのInvestment Properties Groupの社長およびThe Koll Companyの最高経営責任者(CEO)を務めています。いずれも米国の不動産オーナー兼運営会社であり、Wirtaは今後もこれらの職に留まり、CBREグループでは非常勤の会長として取締役会を率いることになります。
今回の会長就任にあたり、Wirtaは次のようにコメントしています。「Blumの後任として、CBREの会長に就任でき非常に光栄に思います。CBREは業界のリーダーとしての地位を確立していますが、今後も市場での地位をさらに強化し、顧客、株主、従業員のために新たな価値の提供を目指してまいります」。
さらに、CBREの社長兼最高経営責任者(CEO)であるBob Sulenticは、次のように述べています。「会長在任中、BlumがCBREの事業拡大を実現し、戦略的な成果を挙げたことに対し非常に感謝しています。WirtaはBlum同様、この業界で最も実績あるエグゼクティブの1人であり、優れた戦略的思考の持ち主です。今後、当社の成長戦略を実行し、市場でのCBREの地位のさらなる強化に向け、両者および取締役会の他のメンバーと引き続き緊密に連携していきます」。
CBREについて
CBREグループ(NYSE:CBG)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ロサンゼルスを本拠とする世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2014年の売上ベース)。全世界で70,000 人を超える従業員、400 カ所以上の拠点(系列会社および提携先は除く)を有し、不動産オーナー、投資家、オキュパイアーに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の仲介と戦略的アドバイス、コーポレートサービス、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、リサーチ・コンサルティングを主要業務としています。詳細につきましては日本国内ホームページおよび公式
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