Eiji Sakaguchi

シービーアールイー株式会社は昨年、創立50周年を迎えました。世界中がコロナ禍の脅威にさらされ、私たちの思考や日常の行動が大きく変化した1年でしたが、無事業務を継続することができましたのは、ひとえに皆様のご支援、ご理解の賜物と心より感謝申し上げます。

日本におけるCBREは、不動産賃貸借・売買の仲介にとどまらず、各種アドバイザリー機能やプロパティマネジメント、コンストラクションマネジメントといった幅広いサービスラインを全国規模で展開する、事業用不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーです。企業、投資家、地方自治体等の経営戦略や短期および中長期計画上の様々な課題に対して、最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供することで、ビジネスインフラとして認められる不動産アドバイザリー&サービス企業になることを目指しています。

世界的なコロナ禍が日本社会に与えた変化で、最も顕著だったものは、企業によるリモートワーク導入の加速でした。オフィススペースは、これまで主に生産性の向上、企業文化の変革や優秀な人材の獲得と関連づけて語られてきましたが、今、コロナ禍の拡大やその後を見据えた働き方の大きな変化の流れに伴い、オフィスの役割があらためて問い直されています。CBREでは、オフィスの移転や分散化についてのアドバイザリーは勿論、従業員の安全と健康に配慮したワークプレイスの構築や、新たな企業風土の醸成、事業成長のもととなる社員同士のコミュニケ―ションを活性化するための仕掛けづくりのお手伝いをしています。また、経済活動の停滞により財務上の課題を抱えるお客様が自社ビルを売却して賃借契約を結び継続使用するセール&リースバック等、時代や個々のお客様の状況にあわせたソリューションを提供しています。さらに、CBREグループが持つ世界100か国の主要都市におけるネットワークを活用し、国内外の様々なベストプラクティスをご紹介するとともに、お客様の国内および海外における企業価値の向上を日々支援しています。

2030年に向けて、国連のSDGsやESGは日本社会全体で取り組むべき喫緊の課題です。CBREでは、オフィスビルの省エネ対策、オフィススペースの環境認証取得支援、再生エネルギーに関するアドバイザリーなどのサービスを既に提供しておりますが、今後さらにサービスや取り組みの拡充を図っていく所存です。

これからも各サービスラインが持つ強力な機能を一体化し、CBREの総合力をお客様にお届けしていくことで、事業用不動産のプラットフォーマー企業に向けた歩みを進めてまいります。

 

シービーアールイー株式会社
代表取締役社長兼CEO
坂口 英治